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私たちの主張 : タスクシフティングの推進を

タスクシフティングの推進を

 医師の働き方改革で緊急取組を要請

 厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」は1月 15 日、これまでの議論の中間とりまとめとして「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取組」と「中間的な論点整理」の骨子案を示した。医師法で定める応召義務のあり方や宿日直許可基準等について議論を進め、2018年度末に最終報告をとりまとめる。

 同検討会は昨年8月、医師の長時間労働の是正に向け、応召義務の特殊性を踏まえ対応することを目的に設置されたもの。早期の対応が求められる「緊急的な取組」の骨子案では、出退勤時間の的確な把握や36協定の点検、産業医等の活用等が示されている。特にタスクシフティング(業務の移管)の推進では、初療時の予診、薬の説明や服薬の指導、静脈採血・静脈注射、診断書等の代行入力等、実行可能なものから他職種への分担を進め医師の負担を減らすよう求めている。また、看護師に特定行為研修の受講を促し、一定の医療行為も担わせたい方針だ。

 今後の検討課題をまとめた「中間的な論点整理」では、政府の「働き方改革実行計画」を進める上で、医師の特殊性が問われる医師法第 19条(応召義務)との関係、研究業務との切り分け等医師の労働者性の問題等を議論、整理していくとした。また、この中でもタスクシフティング・タスクシェアリングの推進が掲げられており、看護師や事務職等医師以外が可能な業務の明確化や、複数主治医制の導入等も提案されている。

 両骨子案の中では、タスクシフティングについて、特に大学病院での取り組みが遅れていると指摘し、要因分析と推進方策を検討するよう求めている。こうした中、昨年末から複数の大学病院で 36協定の不備、時間外労働の賃金未払い等、長時間労働を伴う不適切な労務管理について労働基準監督署の是正勧告を受けており、安倍首相も今国会で「働き方改革」を重要テーマと位置づける等政府の本気度がうかがえる。労働法制の強化や診療報酬上での誘導等、今後の政策によっては民間医療機関でも対応を迫られてくる。


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